1.軸孔加工
フランジボス外周部をチャックにはさみ↑0.1の精度で、軸孔加工をしてください。軸孔加工精度はH7(軸径40以下)、H8(軸径42以上)を標準とします。フランジ部材の材質はFC250(鋳鉄)です。
2.取り付け
(1)両方の軸にフランジ部材をはめ、キーをセットします。
(2)両方のフランジ端面に穿けられた孔にトランスミッターガイドを差しこみます。
(3)トランスミッターガイドはフランジサイズとボス径に合わせて取り付け、トランスミッター両端に座金をはさみ、ボルトナットにてセットします。
(4)その際エンドプレイが必要の場合はフランジ端面に寸法表(t)の間隙をとってセットしてください。
(5)取り付けについては目視でよく、いちじるしく不自然でない状態であれば心出しを行う必要はありません。
(6)ボルトはトルクレンチを用いて下表の定格トルクにより締付けて下さい。ボルトの緩み脱離などが発生する恐れがあります。
(7)運転中カップリングカバー内に不用意に手や工具などを差しこむ行為は絶対にしないようにして下さい。
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