HOME 製品詳細情報 Fシリーズ        
 
 
 

●コンパクト・シンプルな構造
Fシリーズはオルダムカップリングの組み合わせであり、JISフランジ形たわみ軸継手の片側(P側)フランジのゴムブッシュ孔に特殊な形状の中間トルク伝達部材を、はめ込むだけの簡単な構造で、既設のたわみ軸継手のフランジ片側をそのまま利用出来るメリットがあります。したがってフランジ部を移動することなく、そのままの状態で取り外し、取り付けが可能である。
多くのカップリングゴムがゴムやバネを使用しているのと異なって、偏心、偏角、エンドプレイの全てを中間部材の滑りによって吸収しているため、構成部材の弾性変形による反力がありません。中間トルク伝達部材には強度と耐摩耗性、潤滑性に優れたポリアセタール樹脂を使用し、金属製の中心部材を用います。構造的には、トルク伝達に十分な強度を確保し、PV値を考慮して摩耗に耐える様に設計されています。大トルク用に適しています。
●偏心を吸収・しかも無反力
新しい機構でミスアライメントを吸収します。反力の発生もなく、振動も遮断します。
●心出し不要
許容されるミスアライメントが大きく、取り付け時の厳密な心出しが不要です。
●メンテナンスフリー
中間トルク伝達ガイド部材は樹脂製で潤滑油を供給する必要がありません。
●エネルギーの節約
K-7カップリングは心出し不要の機構により、機械の据付け誤差による機械効率の低下を防止し、エネルギーの節約も可能です。
●人間パワーの節約
誰でも容易に取り付けることができ、熟練を要する心出し作業は不要です。

 
 
●各種ポンプ ●送風機 ●攪拌機 ●繊維機械
●農業機械 ●建設機械 ●鉱山機械 ●NC、MC工作機械

1.軸孔加工
フランジボス外周部をチャックにはさみ↑0.1の精度で、軸孔加工をしてください。軸孔加工精度はH7(軸径40以下)、H8(軸径42以上)を標準とします。フランジ部材の材質はFC250(鋳鉄)です。
2.取り付け
(1)両方の軸にフランジ部材をはめ、キーをセットします。
(2)両方のフランジ端面に穿けられた孔にトランスミッターガイドを差しこみます。
(3)トランスミッターガイドはフランジサイズとボス径に合わせて取り付け、トランスミッター両端に座金をはさみ、ボルトナットにてセットします。
(4)その際エンドプレイが必要の場合はフランジ端面に寸法表(t)の間隙をとってセットしてください。
(5)取り付けについては目視でよく、いちじるしく不自然でない状態であれば心出しを行う必要はありません。
(6)ボルトはトルクレンチを用いて下表の定格トルクにより締付けて下さい。ボルトの緩み脱離などが発生する恐れがあります。
(7)運転中カップリングカバー内に不用意に手や工具などを差しこむ行為は絶対にしないようにして下さい。


中間トルク伝達部材(トランスミッター)にはポリアセタール樹脂を使用しています。
その環境温度は-40℃〜85℃です。
更に安全をきするためにポリアセタール樹脂物性表の注意事項を御覧下さい。
 
 

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